ローヤルゼリーの基礎知識

ローヤルゼリーとはちみつの違い

ローヤルゼリーとはちみつは同一視されがちですが、生成の過程が違う別々の物質です。

原料となるのはローヤルゼリーが「花粉」と「花の蜜」、はちみつが「花の蜜」です。

ローヤルゼリーは、女王蜂や、女王蜂になる幼虫のみに与えられる超高栄養素の食料です。
蜜や花粉の採集を行う働き蜂が巣に帰ると、巣の中で働く役割の若い働き蜂へと、花粉や蜜が引き渡されます。
この花粉や蜜が蜂の体内に入ると、タンパク成分や特殊な脂肪酸と混ざり合います。
そして唾液腺などからクリーム状になって分泌されるのが、ローヤルゼリーです。
透明度の高いハチミツと違い、乳白色であるのが特徴です。
人の味覚では、酸味や苦みが強く感じられます。
孵化した蜂の幼虫は、大多数がワーカーゼリーを餌としますが、女王蜂だけがローヤルゼリーを生涯にわたって食べ続けます。
高い栄養を取り続ける女王蜂は、他の蜂と比べ大きく成長し、寿命も長くなります。
そして女王蜂のみが産卵可能な体を持ち、日に1500~2000個もの卵を産むのです。
この産卵を支えているのも、高栄養価であるローヤルゼリーです。
ローヤルゼリーとは女王蜂専用の、特別な食糧なのです。

一方のはちみつは、ミツバチたちの食料になります。
糖質の多いはちみつはエネルギー源となり、その他に花粉などがミツバチの栄養源です。
花の蜜を集めたものがそのままハチミツになると思われている場合もありますが、ハチミツにもローヤルゼリー同様、生成過程があります。
働き蜂が花の蜜を巣に持ち帰ると、巣の中にいる蜂が蜜を受け取ります。
口移しで渡された花の蜜が蜂の体内に入ると、酵素によってショ糖が分解されていきます。
分解され花の蜜は、巣内の貯蔵用のスペースへと運ばれます。
そして水分を徐々に蒸発させていき、密度の濃いはちみつができ上るのです。
はちみつは糖分が高いので甘みが強いです。
また透明度が高く、クリアな黄金色をしています。
はちみつはいわゆる保存食であり、花や植物が少なくなる冬の間、蜂たちの食料となります。
花の蜜が共通した材料ではありますが、生成過程にも大きな違いがあり、ローヤルゼリーとはちみつは別物というわけです。

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